水着問題

北京五輪関連で、今一番ホットな話題は水着問題だろう。今日ようやく、日本もスピード社(イギリス)のレーザー・レーサー(LZR)を着用してもOKという水泳連盟の許可が出た。
それにしても・・・決定が遅すぎる!日本の各メーカーにも開発させたところで、面目を保たせて、「悩んだ結果決めました」という構図は、いかにも日本人的(官僚主義とも言えるか)な決定だと思う。選手は、水着に慣れて泳ぎこまないといけない時期なのに。

まあまあ、でも、ようやく世界と対等に戦える状態にはなった。これで、「着ない選手はメダル争いから脱落する」という分かりやすい状態となった。
では、LZRを着た選手達はというと、ズバリ「実力勝負」。全体のタイムが上がるだけで、順位はそんなに変わらないだろう。

むしろ僕が個人的に期待していることは、バサロスタートのような革命的な泳法を採り入れる選手がいるかどうかだ。泳法もいろいろ変遷があるが、水泳に限らず、いつの時代も変化にチャレンジしてきた人が、記録を更新するということが多い。今回もそんな選手に注目したい。