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感動を再び

昨夜から今日にかけて、メディアはソフトボールだらけ。改めて「金メダルを獲ったんだなぁ」と実感がジワジワ湧いてきている。こんなにソフトボールが取り上げられて感無量だ。視聴率も50%近くだったらしい。すげー!
メディアからはいろいろな情報が伝わっているが、僕なりに思ったことを書いておきたい。

今回の金メダル獲得は、絶対に上野なしでは考えられなかった。彼女は何度も書いているように、別格。アメリカを抑えられるのは、世界で上野だけ。今回、決勝トーナメントで3連投になったが、これまで世界一厳しい練習に取り組んできたので、絶対に勝てると信じて見ていた。不思議と負ける気がしなかった。

彼女のモットーは、「守りは最大の攻撃」。最後の3試合は、攻めのピッチングに徹していた。特に決勝は特に攻め続けて、アメリカを翻弄した。しかし、攻めの中にも冷静さを持ち続け、頭もフル回転させて投げていた。キャッチャーの峰もうまくリードしていた。彼女の貢献度ももっと評価されるべきだ。おまけに、決勝戦で突破口を開いた三科もよくやったぞ!

それにしても、3連投した上野の気力・精神力(彼女は「精神力=成信力」とも言っていた)は凄いとしか言いようがない。体のケアにも誰よりも気を遣う。頭脳も明晰。このあたりも別格。
また、人格面も素晴らしい。謙虚だし、傲慢になったのを見たことがない。会うといつも丁寧に挨拶してくれるし。

その上野を現在、指導しているのは宇津木麗華さんだ。麗華さんは、ルネサス高崎の監督で、前回とその前の五輪で日本の4番を務め、大活躍した。その後、監督に就任し、この4年で上野を世界一の投手に育てた。麗華さんは投手経験もあり、あらゆるアドバイスを送り続けた。上野は一段と飛躍したように思った。なお、今回も決勝の直前まで電話でアドバイスしたらしい。

また、以前はアメリカへ新しい変化球を学びに行かせた。その時に覚えた球を、今回決勝でフル活用した。僕は麗華さんと、技術的な話もよくさせてもらう。麗華さんは理論派。僕は、例えば野球の解説者の話を聞いても、正直ほとんど面白く感じないが、麗華さんの話はずば抜けて興味深く聞ける。「そういう理論があったかぁ」と気づきを与えられる。彼女だから、上野を世界一にできたと思う。

そして、何度も書いているように宇津木妙子さんの存在。日本代表の監督を10年以上務め、ルネサス高崎でも、麗華さんの前はずっと監督だった。今は総監督。上野は宇津木さんの下で、成長したいと決めて、高崎に入ってきた。宇津木さんは技術面はもちろん、精神的にもいろいろアドバイスをしてきた。また、世界一厳しい練習を課してきた。上野はそれに耐えられる選手だ。

宇津木さんと麗華さんは、自分があと一歩で逃した金メダルを上野に託した。そして、上野は二人の思いを全てアメリカにぶつけた。いろいろな人の思いが込められた投球・金メダルだったと思う。

まだまだ書きたいことは山ほどあるし、本人達から聞いている裏話もあるけど、このくらいで。
最後に改めて、金メダルおめでとう!そして、感動をありがとう!!

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